30年前の日本と世界

関西国際空港がオープンした

19994年9月4日午前零時、世界で初めての本格的な海上空港である「関西空港」がオープンした。泉州沖に造成した約510ヘクタールの人口島に、3500mの滑走路を備え、国内の国際空港では初の24時間運用となる。国際線は海外22の国・地域と結ばれ、同じ空港内で国内線との乗り継ぎが可能だ。近くの大阪国際空港(伊丹空港)とどのように役割を分担し、共存していくかなど、さまざまな課題を抱えての開港となった。
◆いま◆
発着便が増えたため、開港の5年後に第2期工事が始まり、2007年に第2人口島と4000mのB滑走路が完成した。関西エアポート社と系列企業が、関西空港と大阪空港に神戸空港を加えた3つの空港を経営し、一体運用を続けている。

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