日本新党、解党して新党合流へ
日本新党(細川護熙代表)は1994年10月30日、党大会を開いて解党を決めた。新生、民社各党などと12月に「新・新党」を結成するため、先陣を切って解党手続きに入った。細川氏が結党宣言をしてから2年半。1993年7月の総選挙で自民党の一党支配を突き崩し、細川政権を樹立したが、翌年4月に細川内閣は総辞職し、その後は所属議員の離合集散があった。小選挙区比例代表制の導入を前に、政界再編の渦に巻き込まれたかたちだ。
◆いま◆
日本新党や新生党、公明党の一部、民社党、自由改革連合などが集り、1994年12月に「新進党」が結成された。所属国会議員は214人。しかし、3年後に細川氏らの離党が相次ぎ、1997年12月に解党した。