文藝春秋社長、「ナチス」記事で謝罪
文藝春秋社発行の月刊誌『マルコポーロ』2月号が、「戦後世界史最大のタブー ナチ”ガス室”はなかった」と題する記事を掲載した問題で、同社の田中健五社長は1995年2月2日、記者会見で「心からの謝罪」を表明した。『マルコポーロ』の廃刊と花田紀凱編集長の解任も明らかにした。同席した米国のユダヤ人団体「サイモン・ウィーゼル・センター」副所長のクーパー師はこれを評価し、抗議の広告ボイコット運動をやめることを明らかにした。
◆いま◆
田中社長は記者会見では自身の辞任については強く否定していたが、2月14日の取締役会で辞任した。この問題を機に、言論の自由やメディアの広告依存の問題など、さまざまな論点から議論が続いた。